学生がどのように大学を選んでいるか
大学進学者に対して、
「他の大学ではなくその大学に決めた理由」を聞いたとしたら
何と答えるでしょうか。調査結果によると、
「近い」という理由は二番目に割合が高くなっています。
では、交通の便の良いところに大学校舎を
移転させた方が良いのでしょうか。
実は、そうとも言い切れません。
「大学選び」には非常に長いプロセスがあり、
結果の解釈は単純ではないのです。
大学の「価値」を測り理解する
大学進学者は、
学費や資格や分野、エリアなどの条件のみではなく
様々な情報に触れて比較・検討しています。
そうして、自分にとって最も「価値」があると感じた
大学を選び、入学してくるのです。
学生の実態を明らかにする「大学選び」の選択意思決定モデル
私たちは、約20年にわたり行ってきた高校生を
対象にした進路決定研究により、
「大学選び」を“時期”ではなく、“プロセス”として捉え、
「大学選び」の在り方を専門的に分析しました。
その結果、社会心理学に基づいた
「大学選び」の意思決定モデルを構築したのです。
私たちは、このモデルを使い、学生の心理・行動を分析し、
今、見えなくなっているあなたの大学の「価値」を測定し
可視化していきます。
「入試・広報」
戦略パッケージ
大学の「価値」を正しく把握し、大学運営の改善に反映していくことが「選ばれる学校づくり」には必要です。
私たちは、学生の本音や行動の本質を明らかにする科学的な調査と
学内における情報の共有やチームづくり、コミュニケーションの向上をサポートすることで、大学のための「選ばれる学校づくり」を着実に実現していきます。
研究のあゆみとその成果
2000年より大学・大学院向けに入学者・非入学者・在校生・修了生・オープンキャンパス参加者・職員等を対象にした調査を開始しました。
2013年には、大学進学希望者50万人に対して、弊社で企画・設計から行った全国調査（第１回 テレメール全国一斉進学調査）を実施しています。